花王株式会社(本社東京、尾崎元規社長)は、中長期展望で「エコロジーを経営の根幹に据え、清潔・美・健康の分野で世界の人々の“こころ豊かな生活文化の実現”に貢献する企業をめざす」とし、新CI(コーポレート・アイデンティティ)を定め、環境宣言を掲げることを発表した。
新CIについては、コーポレートメッセージを、エコロジーを経営の根幹とする姿勢を示すことを目的に、「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」に制定。
環境宣言は、“いっしょにeco”をテーマに「3つの『いっしょにeco』」と「2020年中期目標」から構成されている。前者では節水・省エネ型製品やお客さまといっしょに達成する方法の提案など、後者では消費者向け製品のCO2排出量削減や製品使用時の水削減の目標値などをあげている。
また従来の事業ブランドとしての「花王と月のマーク」を「kao(ケイ・エイ・オー)と月のマーク」に10月1日より統一していく。なお、花王グループ全体を表すロゴは、「kao」を使用することになった。
|