株式会社アサヒ製作所(本社横浜市、飯田正博社長)はジェンセン(Jensen)グループと日本での独占的販売店契約を6月11日に締結したと発表した。
ジェンセンは1937年、デンマークで創業。ランドリー工場向けの機械やシステムを世界中で提供しており、現在、年商250億円と世界トップメーカーのひとつ。
当面、ランドリー工場向けに、連続式洗濯機「ニューゼンキング・シリーズ」、遠心脱水機「Z1200」「Z1400」、ロールアイロナー「JENROLLシリーズ」、洗濯脱水機「L-Tron」を日本で提供していくとともに、あわせてメンテナンスサービスも実施する。国内で販売する、すべての製品はアサヒ製作所でカスタマイズし、制御関係もブラックボックス化せず、メンテナンスしやすくするとのこと。
今回の提携に関し、飯田社長は「当社は連続洗濯機・乾燥機・ロール・フォルダー等の製造で素晴らしい実績を持っておりますが、市場の変化に伴い私達は日本の多くのお客様に最先端のテクノロジーを供与しなければならないと考えました」と話している。
ジェンセングループのCEO(最高経営責任者)ジェスパー・ジェンセン(Jesper M. Jensen)氏は「我々はこの協力関係に非常にエキサイトしており、アサヒ製作所によりカスタマイズされた我々の最新のテクノロジーが、日本のお客様に日欧を通じ最高の製品をお届けすることになると確信しております」としている。
同社では今秋、個展を開き今回ラインナップに加わった機械等をユーザに紹介する予定。
ピカソ「闘牛場にて」を背景に握手を交わす
飯田社長(左)とジェンセンCEO(右)
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