ドライクリーニング後の石油系溶剤の残留をチェックする「ドライチェッカー」の販売終了を全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(小池広昭会長)が発表した。
現行のドライチェッカー(FDC-02)を製造しているフィガロ技研株式会社が、東日本大震災の影響等により部品の調達が困難になったことから生産終了を申し出たという。3月末までに申込のあった製品について635台を上限に受注し、販売を終了する。
全ク連では在庫分を含め650台を上限に購入希望数の調査を行なっており、すでに1月に第1弾として200台を発注済み。またドライチェッカー用のACアダプタについても在庫が400台となっているため、あわせて調査を行なっている。
またドライチェッカーは経年的に劣化するため、8年以上を経過したものは交換が必要となる。8年以上経過した製品の見極め方は次の通り。
「型番:FDC-01」は2001年以前に製造されているため、すべての製品が8年以上経過している。
「型番:FDC-02」は電池ボックスの底のラベルに7桁のシリアルナンバーが記載されており、左から1桁目が製造した西暦年数の下1桁、左から2桁目が製造した月(1月〜9月は1〜9、10月はO、11月はN、12月はD)をあらわしている。
(例)この場合(5600004)は、2005年6月の製造出荷となる。
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