全国クリーニング生活衛生同業組合連合会中央青年部会(小黒一也部会長)は、平成24年度クリーニングサービスに関する利用者意識調査報告書をまとめた。今回はクリーニングの特性や周知やダブルクリーニングによる需要拡大をはかることを目的に、「ダブルクリーニングについて」をテーマに調査を実施した。
調査は昨年9月6日から12月3日まで、全国のクリーニング利用者を対象にアンケート形式で行われた(回収数8,867サンプル)。
報告書によると、青年部員店でダブルクリーニングを実施しているところは92.5%と、ほとんどのクリーニング店で行っている。
しかし利用者はダブルクリーニングについて「知っていた」が男性で22.8%、女性で45.7%と認知度は低い結果だった。
また「店頭でダブルクリーニングを勧められたことがない」という人が7割以上にのぼった。
調査の結果を踏まえ、需要拡大に向けた今後の課題として「利用者への周知徹底」「メニュー化(有料化)」「技術力の向上」の3つの課題があげられるとしている。
報告書は26ページで、次の項目でまとめられている。
- 調査概要
- 調査結果について
- 調査結果に対する考察
- 今年度調査の成果を受けての提案・今後取り組むべき課題(提言)
- 資料編
WEBのアンケートで自由意見欄に寄せられた利用者の各種意見も報告書にいくつか掲載されているが、掲載しきれなかった数多くの意見をpdfでダウンロードできるようにしている。
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