クリーンライフ協会の「第30回定例総会」、および日本クリーニング環境保全センターの「第42回通常総会」が6月18日、東京の全国クリーニング会館で行われた。
総会で可決された平成25年度事業計画の概要は次の通り。
●クリーンライフ協会
- 安全・安心対策推進啓発事業に取り組む
- 需要拡大/消費者啓発事業として平成21年度に策定した業界ビジョンの活用、および第31回クリーンライフまつり等の実施
- 東日本大震災で被災されたクリーニング業関係者および被災地への支援
- 業界活性化事業として2013大阪展示会をはじめとする業界内イベントへの協賛・協力、官公庁等が行う委員会等にクリーニング業界の代表者として協会役員等を派遣し、業界の発展に結び付く主張等を行う
●日本クリーニング環境保全センター
- 安全・安心対策推進啓発事業
- クリーニング業における省エネ・省資源等を推進することを目的としたグリーン購入法の周知・啓発
- 使用済み石油系溶剤カートリッジをはじめとする廃棄物対策
- クリーニング用ポリ包装資材自主回収と再資源化事業再開のための調整
- 改正水質汚濁防止法やVOC対策などの環境保全対策の普及・啓発活動等に総力を挙げて取り組む
総会に先立ち、クリーンライフ協会創立30周年を記念し、これまでの生活衛生の向上をはじめクリーニング業界の発展に寄与された功績をたたえ、五十嵐有爾氏に厚生労働大臣感謝状と協会から記念品が贈られた。
五十嵐氏は「30年を振り返ると、さまざまな国を視察で訪れ、世界各国のクリーニング事情を見聞きしたことは貴重な経験であり、日本のクリーニング業界が将来どのように進んでいったらよいかを皆が学びながら発展させてきたことはとても大事なことだった。こうやって皆様方にお祝いしていただき感謝申し上げる」と述べた。
五十嵐有爾氏(写真右)に厚生労働省の依田泰課長(左)から厚生労働大臣の感謝状が贈呈された。
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