ジェンセン・グループ(ジェスパー・ジェンセンCEO)は、2015年の売上高が前年比19.5%増の2億8,630万ユーロになったことを発表した。日本円にして約363億円(1ユーロ=126.8円換算)。
ジェンセン・グループは世界各国でランドリー機器、システムを提供してるが、近年は水とエネルギーの消費量の低減、稼働率と生産性の向上に力を注いでいる。
2015年にはこれまでの製品群を補完する小容量から中容量の洗濯脱水機、乾燥機を発売したほか、工場の各工程で自動化をすすめる「JENSEN Cockpit」システムも発表。これからも省エネ、生産性向上、コスト削減、そして環境に配慮した新製品やサービスを発表していくとしている。
また中国、ドバイ、日本の支社も拡大したほか、スペインのBOAYA社からスペインの販売部門を買収、トルコのTOLON社の株式49%を取得するなど積極的な展開をはかっている。
顧客のニーズに応え、納期短縮のため中国、ドイツ、デンマークの生産工場を拡大し、ロボティックス、その他の最新生産設備の投資も行った。
これらの投資により、さらに競争力の強化をはかる考えだ。
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