全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(小池広昭会長)はカウンターでクリーニングについて説明するための資料として「店頭用説明シート」を2種類作製した。
昨年改訂されたクリーニング事故賠償基準や消費者契約法などの関連法規では、利用者に受け渡し時に必要な説明をすることが社会的要請として強く求められている。店頭用説明シートは、受け渡し時の限られた時間の中で活用できるようイラストを多く用い、文字を大きくして、ポイントをまとめてわかりやすくしている。
今回作製した店頭用説明シートは、ひとつは赤色を基調としたもので「クリーニングの作業工程」と「クリーニングと家庭洗濯の違い」をわかりやすく図解。もうひとつは緑色を基調に「衣替え時の『しまい洗い』の重要性」と「防虫剤の基礎知識」を啓発する内容となっている。
それぞれA3サイズで裏表に印刷、耐久性のある硬質プラスチック加工を施している。4月末から、各シートを1枚ずつ各組合員に配布する。
全ク連では今後も組合員に対し、利用者への説明責任等コンプライアンスへの対応や需要拡大に役立つような、受付カウンターで活用できるツールの提供を検討していくとしている。
シート1(赤色)「クリーニングの作業工程」面
シート1(赤色)「クリーニングと家庭洗濯の違い」面
シート2(緑色)「しまい洗いの重要性」面
シート2(緑色)「防虫剤の基礎知識」面
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