ジェンセン・グループ(ジェスパー・ジェンセンCEO)と株式会社廣瀬商会(本社東京、廣瀬慶太郎社長)は10月27日、日本における戦略的販売店契約を締結したと発表した。
廣瀬商会は、国内でジェンセンの全製品を取り扱い、入荷から洗浄、乾燥、仕上げまでを網羅したリネン工場システムを提供していく。
今回の提携にあわせ、同社の技術スタッフはジェンセンのドイツ、デンマーク工場でトレーニングも実施。メンテナンス体制等も整えている。
東京で行われた記者会見で、ジェスパー・ジェンセンCEOは「廣瀬商会との協力体制により、日本でビジネスを拡大できることを楽しみにしています。ともに地域のセールスとサービスの提携をすることで、お客様のビジネスに付加価値を追加することのできる無敵のチームになるでしょう」とし、今回のパートナーシップの取り組みを大変喜ばしく思うと話している。
廣瀬慶太郎社長は「当社は総合商社の強みを活かし、リネンサプライの総合的なコスト削減のため機械、洗剤、リネン資材等をトータルでご提案できるよう研究開発に取り組んでいます。今回、世界で数多くの実績と経験を誇るジェンセンのフルラインナップ製品を提供できるようになり、日本市場のさまざまな問題解決につながるものと確信しています」と述べ、リネン工場の生産効率化、省人化、省エネを推進していくとともに、欧州の最新設備やシステム情報をいち早く日本のユーザーに届けたいとしている。
12月に東京ビッグサイトで開かれる「CLV21・2016東京国際クリーニング総合展示会」において、廣瀬商会はジェンセン製品の取り扱いを国内初お披露目する。
ジェンセンCEO(写真左)と廣瀬社長(写真右)
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