全ク連・中央青年部会(鳥塚浩部会長)の需要開発研究委員会(村上博委員長)は、平成28年度クリーニングサービスに関する利用者意識調査の報告書「10年先も選ばれるお店づくり」を発行した。
利用者のニーズやライフスタイルの変化に対応するためにも、利用者が現在感じている店舗の利用価値、およびインターネット型宅配クリーニングの利便性を的確に把握し、10年先も選ばれるお店であるためには、どのように店舗型(対面型)クリーニングの価値や魅力を伝えていくべきか検証することが目的。
全国の青年部員(約500名)が中心になり利用者に聞き取り調査したほか、クリーンライフまつりでの来場者調査、インターネットでのWEBアンケートを行なった。合計で4,930サンプルが集まり、報告書ではその結果などをまとめている。
主なアンケートの結果は、
- 店舗型の強みは「人がいる安心感」57.2%、「技術」32.0%、「店構えや品物を確認できる安心感があるから」31.8%など。
- インターネット型宅配クリーニングは8割が利用しておらず、利用している人で多かった理由は「持って行く・取りに行く手間が無いから」。
- クリーニング店に求めるITサービスは「ホームページやブログ」47.3%、「共通ポイント」42.3%、「クレジット決済」27.4%の順。
報告書は組合および青年部、関連団体、全国の消費生活センターに送付している。
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