全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(小池広昭会長)は、昨年12月に施行された新JISに関する解説マニュアル「新JIS記号【JIS L 0001】の留意点」を作製した。
取扱い表示が従来の家庭における洗濯などの取扱いを指示する「指示情報」から、回復不可能な損傷を起こさない最も厳しい処理・操作に相当する「上限情報」に変更になったことにより、クリーニング業者には各クリーニング記号の試験方法を上限とした範囲内に自店の処理方法を適合させることが求められる。
マニュアルでは、新JIS制定の経緯から、ドライクリーニング記号の留意点、またウエットクリーニングに関しMA試験布を用いたMA値測定の必要性についての判断や、洗い・仕上げの調整に必要な手順などを取りまとめている。
本マニュアルは全組合員に配布したほか、全ク連ホームページでPDF版を公開している。
http://www.zenkuren.or.jp/news/1881
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