日本繊維製品・クリーニング協議会(=日繊ク協、角田光雄会長)は6月19日、「平成29年度通常総会」を東京で開催した。
総会ではすべての議案が承認・可決された。今年度は新JISについて施行後に把握した課題の解決を通じてクリーニング事故防止などに取り組んでいく。
また総会の前に、一般社団法人日本衣料管理協会・大橋正男氏による「『衣料の使用実態調査』でみえること」をテーマにした特別記念講演が行われた。
衣料の使用実態調査は、日本衣料管理協会が資格認定しているTA(衣料管理士)の養成大学の学生とその父母を対象に毎年行っているもの。消費者の手に渡った衣料の所持・使用・廃棄に関するデータを通じて衣生活の実態を知る貴重な資料となっている。
今回の講演では、2014年の調査をもとに学生、両親のそれぞれの衣料品の購入枚数や価格帯、購入する衣類の季節性など、調査結果の分析を解説した。
挨拶する角田会長。平成29年11月で設立15年を迎えることに触れ、これまでの支援に感謝するとともに、引き続き活動への支援と協力をお願いした。
【日繊ク協 平成29年度事業計画】
- クリーニング事故防止に向けた取組み
- ホームページコンテンツの充実
- PR事業
- 各種会議の開催
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