新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様方におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、これまでに引き続く堅調な外国人の訪日、オリンピックを控えたホテルの新築増加など、リネンサプライ業向けの機械出荷は好調でありました。特にコインランドリー業は、生活様式の変化、民泊の増加を反映して、かつてない程の大幅な伸びを見せました。ホームクリーニング業も、新JIS導入によるウエットクリーニングの増加が期待されるなど、久々に明るい話題に触れました。
本年もこの傾向が続きクリーニング業界全体が発展を続けることを切に願っております。
今後の動向としては、更なる需要の拡大やリネン材質の変化等への対応や、ホテル、病院、公共機関、食品現場等様々な業界のエンドユーザーからの、クリーニング品質に対する要求内容は益々多様化して参るものと思います。更に、少子化や、生産効率への対応等、社会ニーズの変化に対応する事が、クリーニング業界全体に求められており、これらの対応策として、IoTの活用や生産性向上に向けた生産設備機械が求められています。
洗濯設備機械業界は更なる技術革新への研鑽と、当業界を取り巻く環境を熟慮し、他業種の方々、専門家の皆様との連携を密にし、顧客や社会のニーズを的確に捉えた製品化に応え続けて行く使命があります。
当部会ではこれらの取り組みを通して、会員各社が相互に発展できる活動に尽力し、クリーニング業界の発展を図って参りたいと思います。また、現在は昨年に続き「クリーニング機械の基礎技術」という文献の改定作業を行っており、今年3月には完成を予定しております。完成後は広くクリーニング業界でご活用を頂き、日々のお仕事の参考にして頂ければと思っております。
最後になりましたが、皆様方の一層のご活躍とご健勝をお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
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