コーナーレス投入で高生産を実現したシーツ投入機

東都フォルダー工業「RAPIDE」

東都フォルダー工業株式会社(本社埼玉県川口市、前嶋洋左右社長)は、新型のシーツ専用投入機「RAPIDE」(ラピード)を発表した。

3人のオペレーターで時間1,300枚の投入を実現したシーツ専用の投入機で、最大の特長は同社が開発したコーナーレス投入方式をさらに進化させ、投入オペレーターの負担を極力軽減しつつも、生産性を最適化できる点にある。

シーツの1カ所(コーナーから50cm程度離れた場所)を投入クランプにはさむだけで、投入作業を完了できる。従来機に比べると必要な作業が減り、投入作業者の身体的な負担が大幅に軽減される。
また、内部にシーツをストックできる「ビルトインバッファ」を新たに開発。投入機内部に最大9枚のシーツをストックすることが可能になった。
これらの工夫により従来の投入機に比較して、より少ない労力で効率的にシーツ投入作業が可能になっている。

投入品質については、同社の定評あるSONIC-Eシリーズで培われた技術を多用し、高速性と品質の両立を実現した。

設置スペースや工事に必要な日数等も従来の投入機と大きく変わることがなく、新設工場だけでなく、既存工場のリニューアルにも大きな力を発揮しそうだ。

RAPIDE

製品名となっている「RAPIDE」(ラピード)はフランス語の“速さ”をイメージさせる言葉が由来となっている。
前嶋社長は「来るべき少子高齢化社会に対応し、リネンサプライ工場の生産・経営安定化に貢献するべく数年の時間をかけラピードを開発してきました。リネンサプライ工場に貢献できる、次世代のシーツ投入機であると確信しています。ラピードが皆様のよきパートナーとして記憶に残ることを願っています」と話している。

同社では岩槻研修センターにラピードをデモ可能な状況で展示しており、すでに複数のリネンサプライ業界関係者が見学するなど注目を集めている。

RAPIDE

【問合せ先】営業部 TEL:049-225-6125(川越工場)
URL:http://www.totofolder.jp/
バナー広告案内