省エネ効果高いオリフィス型スチームトラップ

日東礦工商事「ECO・STEAMER」

2018年8月16日

日東礦工商事株式会社（本社東京、可児毅社長）は、省エネ型スチームトラップ「ECO・STEAMER」（エコ・スチーマー）を販売している。株式会社ゼットサービス（本社東京、金城命得社長）が開発したもので、燃料費のコスト削減に役立つ省エネ製品として、各業種で採用されている。

従来型のスチームトラップは駆動部があり、経年劣化により耐用年数が3～5年と考えられているという。

「エコ・スチーマー」はオリフィス（孔）式で駆動部がない。厚みを持ったトンネル状オリフィスにドレンが流入すると、ドレンが毛細管現象を起こし、トンネルの中をシール（閉塞状態）することにより、蒸気を通過させない仕組み。圧力差でドレンを排出させるため、同伴蒸気を必要とせず、耐久年数は20年以上とのこと。

またメンテンスが原則不要で、それにかかる人件費の節約にもつながる。

ドレンを連続排出できるため、圧力変動がなく、熱効率、熱伝達が向上し、ウォーターハンマーが起きないという特長もある。取り付けの制限もない。

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