仕入価格、9割近くが「上昇した」

日本政策金融公庫は価格動向に関するアンケート調査の結果を発表した。

2022年7~9月期の生活衛生関係営業の景気動向等調査の特別調査として行われたもので、生活衛生関係営業の9業種3,290企業を対象に、有効回答のうちクリーニング業は262企業。クリーニング業について、その結果をみてみたい。

仕入価格の動向
上昇した 88.5%
変わらない 10.3%
低下した 1.1%
仕入価格上昇の経営悪化への影響
※仕入価格が「上昇した」と回答した企業に尋ねたもの
かなり影響がある 47.8%
ある程度影響がある 46.1%
どちらともいえない 4.3%
影響はない 1.7%
今後1年間の仕入価格の見通し
上昇する 80.9%
変わらない 17.9%
低下する 1.1%
販売価格の動向
引き上げた 45.4%
据え置いた 52.7%
引き下げた 1.9%
販売価格引き上げの理由(複数回答)
※販売価格を「引き上げた」と回答した企業に尋ねたもの
仕入価格上昇分の転嫁 82.4%
人件費以外の経費の増加 31.1%
人件費の増加 31.9%
商品・サービスの付加価値向上 18.5%
商品・サービスの変更 15.1%
取引先(販売先)の変更 0.8%
その他 3.4%
今後1年間の販売価格の見通し
引き上げる 50.4%
据え置く 49.2%
引き下げる 0.4%
タムラクリーニング