全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
会長 小池 広昭
新年あけましておめでとうございます。
全ク連事業に対し、昨年も変わらぬご支援、ご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
振り返れば、昨年も新型コロナウイルスの猛威にさらされた一年でした。全ク連でもコロナ禍の影響で様々な活動制限を強いられる中、機構改革並びに業界環境改善に向けての取り組みを深化させてきました。
機構改革関連では、30年以上の長きにわたり取り組んできたクリーニングギフト券事業が昨年末をもって終了いたしました。これまでのご支援に改めて御礼申し上げます。
また、組合組織の次世代育成・支援対策の早期構築に向け意見交換会で白熱した議論を展開してきました。
一方、業界環境改善対策につきましては、一般社団法人クリーンライフ協会との強い連携の下、昨年は「クリーニング師試験全国統一化」実現に向けての活動を加速させることができました。この実現は、今後のクリーニング業自体が大きく変わりうることと肝に銘じ、令和4年度にクリーンライフ協会が指定試験機関となることを目指すとともに、令和5年度から試験の実施が実現できるよう、一層努力していく所存です。
また、もう一つ特筆すべきは昨年6月に成立したプラスチック資源循環促進法でクリーニング用プラスチックハンガー並びにポリ包装が特定品目に指定されたことへの対応です。こちらもクリーンライフ協会とタッグを組みながら、規制対象としては横並びながらも、クリーニング事業者に過度の責務や負担が及ばない方向性を勝ち取ることができました。
なお、これらの業界環境改善に係る状況等については、本年2月3日~5日にかけて開催するクリーニング産業総合展で公表する予定です。
最後となりましたが、本年も引き続きのご理解、ご支援をお願い申し上げ、年頭のあいさつとさせていただきます。