Texcara、122カ国から約15,500人来場

クリーニングの国際展示会「Texcara International」が2024年11月6日から9日まで、ドイツ・フランクフルトで開催された。

新型コロナウイルス感染症などの影響で8年ぶりとなる今回の展示会には、世界32カ国から305社が出展。期間中、122カ国から約15,500人が会場を訪れた。

業界は労働力不足やエネルギー価格の高騰という難題に、大幅な技術革新で対応している。展示会ではその解決につながるような機械、システムなどが紹介されていた。特にロボット化の動きが加速している。また循環型経済にも焦点が当てられ、機械メーカーと繊維メーカーがどのように協力し、持続可能性を推進しているかを示していた。

主催のメッセフランクフルトのウォルフガング・マルツィン社長兼CEOは「長い中断期間を経て、Texcareが無事に復活できたことを嬉しく思います。この展示会は、ここ数年の業界の技術革新の躍進を実証するものでした。多くの出展者、特に新規出展者やベンチャー企業、そして世界各国から来場者が集まり、本当に感激しています。何よりも会場やブースで多くの若い専門家を見ることができたのは素晴らしいことでした」と述べている。

主催者によると来場者の98%が展示内容に「満足」または「非常に満足した」とし、97%が展示会の目的を達成できたと回答したとのこと。

来場者の上位10カ国は、ドイツ、イタリア、オランダ、フランス、スペイン、イギリス、ポーランド、ベルギー、ギリシャ、スイス。ヨーロッパ以外からの来場者で最も多かったのは、アメリカ、中国、オーストラリアだった。

次回のTexcareは2028年秋に開催予定。

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