新年明けましておめでとうございます。

　日頃より日本産業機械工業会・業務用洗濯機部会の活動に多大なるご支援、ご協力を賜り心より厚く御礼申し上げます。

　さて昨年は5月の新型コロナウイルス感染症の5類への移行後、国内外の旅行者やビジネスでの移動や宿泊がコロナ禍前と同様となり、それに伴い業界も急速に回復しました。一方で様々な物価の上昇やエネルギー価格の高騰、更には人手不足などの新たな課題も表面化してきました。

　業務用洗濯機部会では、一つ目の課題の人手不足に対して、工場内の自動化、省人化システムの開発、提案が重要と考え取り組んでおり、特に入荷場や出荷場の省人化については、注力しております。

　二つ目の課題のエネルギー価格の高騰やその先のカーボンニュートラルへの取り組みについては、エネルギーや水の使用量の削減、各機器のガス化、排熱の有効利用、生産性を向上させる機器の提案、更に省エネ、生産性を高めた機器の開発を推し進めているところで御座います。

　これらの活動、提案により業界の発展に繋がることを切に願っており引き続きのご指導、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

　最後になりますが今年は経済活動が更に活況となり景気が回復し、クリーニング業界が発展すること、また皆様の一層のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げまして新年のご挨拶とさせて頂きます。